わかっている部分だけ軽くまとめてみました。想像と伝聞で補っている部分も多いので信憑性もそれなり。
魔物は多いものの、何だかんだ言ってのんびりしていた Oberin を震撼させる出来事が起きた。氷雪に閉ざされた地 Ice Dungeon に異世界へと通じる扉が開かれ、すべてを食いつくす恐怖の魔物 Black Dragon があふれだしたのだ。
扉を開いたのは、Ploog を長とする邪悪な魔導士集団 Socerer's Council。彼らの目的は Oberin を破壊しつくし、おのれの支配下に置くこと。最初は小さかった扉の影響力は、徐々に外界をも侵食しはじめ、世界全体を覆い尽くすのは時間の問題に思えた。
Oberin の民は起ち上がった。王宮の偉大なる魔法使い Seth の叡智により Dragon Stone Ring を作り上げ、それを阻止しようとした Ploog を倒し、選ばれた勇士たちによって Ice Dungeon の扉は封印された。リーダーと多くの幹部を失った Sorcerer's Council は崩壊し、Oberin には再び平和が訪れる。
だが間もなく、先の戦いで多くの仲間と愛する妻 Edith を亡くした Socerer のひとり Greil が、あてもない復讐を始める。実体を伴わない移動 astral travel の術に長ける Greil は神出鬼没、魔物を召還し人々を虐殺しては消え、その戦いは止むことがないように思われた。しかし、機会はすぐやってきた。Greil が実体で Edith の墓参へ訪れたところを大勢で取り囲み、引導を渡すべく攻めたてる。Greil はその卓越した魔力で抵抗し、なかなか決着しない。そこに妻 Edith の霊が現れ、悔悟するよう説得する。戦いのさなか Greil は死を受け入れ、天に召された。
悲劇は、勇敢な戦士たちが Greil 討伐をした直後に起こる事となる。護衛が手薄になった夜中、我らが君主 King Austin が Sam II により殺されてしまった。
折り悪しくも嗣子である Prince Ian が不在のため、Queen Lyrel が暫定的に王座に着いた。Ian は葬儀にも姿を見せず、女王により儀式は執り行われた。やがて、Seth は王を護衛できなかった責任を取らされ、下野する。着々と女王中心の政権が固まる様子を見て、Queen Lyrelが暗殺をそそのかしたのではないか?
という噂がまことしやかに囁かれるようになったという。
Prince Ian は戻ってきた。本来であれば Austin を継ぐべき地位にある第一王子である。暫定国王である Queen と面会するが、Queen に疑念を持った Ian と、実子ではない Ian を疎ましく思っている Queen。お互いの感情の齟齬が如実に現れる結果となってしまい、対立を深め、 Prince Ian は追放され Seth と共に王宮を去った。
Ian は自分の正統性を主張して賛同者を募り Ian Faction を創設し、王宮の遥か南の荒れ果てた城に居を構えた。元より民の間では人望が厚い事もあり、支持はすぐに集まった。が、突如として姿を消してしまう。政争をあきらめたのか、他日の雄飛を期しているのか、その身に何が起きたのか…。
Queen Lyrel は、幼い第二王子 Ceril(実子)が成長するまでの暫定国王であるという姿勢は崩していない。Seth に代わり Royal Mage となった Dominus は、 Prince Ian と Seth は死亡しているとの見解を示している。
不穏な動きは止まらない。Sorcerer's Council の生き残りである Aureil が勢力を盛りかえし、時折城下を襲撃するようにまでなっている。また、Bane と名乗る一派が無差別に殺戮を繰り返している。彼らが連係していない事を祈るばかりだ。
そんな中 Royal Scout Travis によって、Prince Ian が生きているらしいという知らせが王宮に伝えられた…。